口臭と一口にいってもいくつかの種類があります。
まず生理的口臭。もっとも一般的なタイプと言われています。この生理的口臭はさらに細かく分類され、まず起床直後に感じる口臭や緊張時に感じる口臭が挙げられます。これらはどちらも口内の乾燥がもたらすもので、基本的には一時的な症状です。ただストレスなどで緊張状態がつねに続くような状況になると慢性化してしまうこともあります。
それから加齢による口臭。老人性とも言われています。また女性の場合、更年期や思春期、あるいは妊娠時・生理時など女性ホルモンのバランスが乱れているときにも口臭が発生することがあります。
ほかには口内の衛生環境や疾患による口臭もあります。虫歯や歯周病が代表的なものですが、ほかにも最近増えているといわれる「舌苔(舌に付着する白い垢のこと)」によるものや、歯茎に炎症ができた場合なども口臭がもたらされる場合があります。
体に疾患を抱えている場合も口臭が発生することもあります。糖尿病や肝硬変はとくに注意が必要ですが、さらに食道や気管、喉の病気、尿毒症といった疾患によって口臭がもたらされることもあるので注意が必要です。自覚症状のひとつとして知っておくといいかもしれません。
一時的なもので異常な状態ではない口臭としてはにんにくなど臭いを放つ食物を摂取した際の口臭や、口内の細菌が酵素反応を起こしている場合の口臭、唾液に含まれている臭気物質によって起こされる口臭があります。口臭対策には自分がどのタイプに分類されるのか把握しておくことも重要になるのでしょう。
